近年「結婚=人生のゴール」という考えは古いとされ、独身のまま人生を謳歌する人も増えてきています。
それでは現代の結婚の価値観とは一体どのようなものなのでしょうか。
この記事では、最新のアンケート調査の結果をもとに令和の結婚の価値観について徹底解説していきます。
ぜひ参考にして、新たな価値観に触れる機会にしてくださいね!
1.アンケートから見る結婚の価値観とは
ここからは、株式会社ネクストレベルの行った、「令和世代」と呼ばれる30歳以下の未婚男女314名を対象にしたアンケート結果を元にお伝えします。
早速、以下の3つの価値観について深掘りしていきましょう。
参考(外部リンク):令和時代の結婚観を調査!20代独身男性の30%が「専業主夫でもOK」と回答した理由とは?https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000032757.html
1−1.結婚年齢に関する価値観
まずは「結婚年齢に関する価値観」について見ていきます。
対象者の中で結婚願望がある人に何歳までに結婚したいか聞いた結果、「30歳までに」と答えた人が30%、「33歳以上で」と答えた人は18%でした。
さらに男女別に細かく結果をみていくと、男性の回答は30歳が32%と最も多くなっているものの、続く33歳以上と答えた人も24%と、「30代で結婚したい人が半数を占めている」ということがわかりました。
なぜその時期に結婚したいのかという問いでは「収入の安定」を理由として挙げる人が多く、男性が家計を支えるという価値観がいずれとして根強いことを感じさせます。
また、女性の回答でも最も多いのが30歳の30.5%ですが、次に多いのが25歳と35歳以上で共に14.6%を占めており、女性の理想の結婚時期は二分化していることが伺えます。
女性は妊娠・出産の年齢的なリスクや仕事のキャリア形成を軸に結婚時期を考える人が多く、このような結果となったようです。
1−2.結婚願望に関する価値観
次に「結婚願望に関する価値観」を見ていきましょう。
結婚したい理由について聞いたところ、男女ともに「支え合える人が欲しい」「子どもが欲しい」という回答が上位でした。
一方で「親からのプレッシャー」と回答した人は非常に少なく、令和世代には結婚するのが当たり前という義務的な意識はあまりないことがわかりました。
結婚は自分の意思で決断するものだという価値観が強くなっていると考えられます。
また、結婚願望がないと回答した人の主な理由は「独り身の方が向いている」「結婚への憧れがない」というものでした。
令和では性別関係なく仕事や趣味を楽しむ環境ができつつあり、人生の選択肢も幅広くなっています。
結婚に対して「自由を奪われる」「必ずしも幸せではない」というイメージを持っている人も一定数いるようです。
結婚願望のない人でも26.6%が「支え合える人が欲しい」と感じていますが、「子どもが欲しい」と答えた人は非常に少なく、子どもがいないなら結婚制度に縛られなくともパートナーはつくれると考えている人が増えていることがわかりました。
これは令和時代の新しい価値観と言えるでしょう。
1−3.収入や家事に関する価値観
最後に「収入や家事に関する価値観」について見ていきます。
収入と家事の理想のバランスについて聞いたところ、「収入も家事も同等」という回答が最も多くなりました。
男女別では男性55.1%、女性45.9%が上記の回答をしており、令和世代では男性の方が家庭内での男女平等を理想としていることがわかります。
そんな男性たちに、妻の方が収入が高い場合はどう思うのか尋ねると、「稼ぐことはいいが自分も頑張りたい」という回答が61.7%、「自分の収入が少ないと傷つく」という回答は4.7%になりました。
この結果は男女平等を理想としつつも、男性の中に「男性の方が高収入」という考えがいまだに根強く残っていることを示しています。
一方で、相手を僻んだり傷ついたりしないところを考えると、令和世代の男性は自分の収入に対して前向きであり、これまでにはない新たなプライドを持っているのかもしれません。
また、依然として家事を担うことの多い女性に男性の方が家事が得意だったらどう思うかを尋ねると、「助かるが自分もやらないとと思う」が50.7%、「助かる!もっと家事をお願いしたい」が45.7%と二分する意見が僅差で上位になりました。
この結果から、女性にとっての家事の価値観は男性にとっての収入の価値観とは異なり、義務感のない合理的な考えのもとに形成されていることがわかります。
2.まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事で導き出した「令和時代の結婚の価値観」のまとめは以下の通りです。
・男性は収入が安定する30代、女性は妊娠・出産やキャリアを考慮して25〜35歳を理想の結婚時期と考えている
・結婚は、支え合える人や子どもを得るために自分の意思で決断する
・子どもが欲しい訳ではないなら、結婚せずともパートナーで十分である
・結婚生活において収入と家事を同等に分担するのが理想だが、収入は男性の方が高いと より良い
価値観は育ってきた時代や環境によって異なり、完全に一致することはほぼありません。
そのため、お互いに歩み寄って理解していく作業がとても大切になりますが、なかなか難しいですよね。
そんなときには結婚相談所の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
結婚相談所なら事前にすり合わせを行い、ある程度価値観の合った人と出会うことができますよ。
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この記事を参考にして結婚の価値観を見つめ直し、ぜひ婚活に活かしてくださいね!