当サイトイチオシのおすすめコーナー「結婚相談所の体験談!」
今回は、相談当初26歳の清水(仮名,以降「仮名」は省略します)様にお伺いしました。
清水様の生のお言葉を、そのままお伝えいたします。
これから結婚相談所のご利用を検討されている方は、是非参考にしてみて下さいね!
目次
親の方が心配していたみたい
―あなたが結婚相談所を利用するに至った理由を聞かせてください
両親が入会を勧めてくれました。
自宅に結婚相談所から勧誘の電話がかかってきて、母がその気になったんです。入会金や毎月の費用など、お金は父が払ってくれました。
私は当時25歳でそんなに焦ってはいなかったのですが、両親は違いました。
3歳と6歳上の姉が2人いるのですが、当時2人とも独身で結婚をする気配がなかったんです。このままでは三女もそうなると、親の方が心配していたみたいです。
私は少し抵抗する気持ちがありましたが、彼氏もいなかったので物は試しと数か月後26歳になってから入会しました。
紹介、パーティー、データ検索という出会いが用意されていた
―結婚相談所での婚活について流れやエピソードを教えてください
出会う方法が3つ用意されていました。
1つめは、紹介書が郵送されてくるというものです。
事前に記入した希望書(アンケート)に基づいて相談所がピックアップした男性を月に2名お薦めしてくれます。
写真、学歴職歴の経歴書、家族書、趣味などプロフィールシートの4点セットが送られてきて、家族とみることができます。
また私のプロフィールも、どなたかに送られている場合がありますが、これは回数に決まりはなかったと思います。
2つ目は、パーティーです。
予約して参加をすると、いろんな方と席替えして、お話しします。
立食スタイルもありました。
3つめは、パソコンでのデータ検索です。
自分でサイトにログインして、登録男性のデータを「〇歳以上、東京在住」など条件で検索し、気になる方にお見合いを申し込むというものです。
どの方法であれ、こちらと先方がOKならば、2人だけのお見合い(デート)となります。
場所は相談所がセッティングして、たいていホテルのバーやラウンジでした。
私はパーティーは苦手でした。
背が高くツンとした印象なので、男性受けするタイプではないんです。
実際お見合いまで進んだ方は、経歴書から申し込んでくれた方でした。
7~8名の方に会いましたが、人によって経歴やプロフィールを見ている部分が違います。
私の仕事に関心を持つ人もいれば、私の父の仕事に関心を持つ人、趣味に興味を持つ人、〇県に暮らしていたという居住地に親しみを持つ人もいました。
私は海外志向が強く、アクティブで社交的な男性を求めていましたが、そのような人は結婚相談所には来ません。
登録されている男性の傾向というのはやはりあります。
大人しめだったり、忙しかったり、退屈な男性だったり・・・でも夫向きな人が登録されていたと思います。
私がよくおすすめされたのは、「工学系、転勤族」でした。
大企業の地方の工場で働く工学系サラリーマンです。
理由は、私の父が転勤族で社宅住まいをした経験があるからだと思います。
ある男性は、同僚の奥さんが社宅の古さを嫌い、別居してそのまま離婚したと教えてくれました。
社宅は昭和に立った5階建てで、エレベーターがないそうです。
同僚は有名な私大卒のエリートで、学生時代からおつきあいしていた彼女だったそうですが、「社宅と場所がダメで別れた」。
彼は私が転妻としてやっていけるか見極めようとしているようでした。
いい方でしたが地元を離れる決心がつかず、お断りしました。
短期決戦でのぞむ方も
―費用や期間について教えてください
6か月コースで、入会金18万円、登録手続き3万円、前納の6か月分の月会費12万円を最初に払いました。7か月めからは毎月1万円です。
高い金額に躊躇しましたが、「お嬢様は26歳になられたばかりとのこと。お若いからすぐにお話がまとまるかもしれません」と言われ、短期間で済むかもしれないと思い、また親が払ってくれるとのことで、入会しました。
短期決戦でのぞむ方もいるらしいです。
パーティーは参加費用が3000~5000円くらいだったように記憶しています。
身だしなみは全て自分で整え、とくに費用をかけませんでした。
イケてない男女の集まり・・・
―結婚相談所に持っていた元々のイメージはどの様なものでしたか?
ネガティブなイメージしかありませんでした。
例えば、「イケてない男女の集まり」。
少女漫画や恋愛ドラマで育ってきているので、ステキな男と女はたくさん恋愛をして、自然とパートナーに巡り合うという結婚像を持っていましたので。
結婚相談所の出会いは恋愛とは別物だと考えていました。
また、「結婚に焦る人たち」というイメージもありました。
とにかく「結婚したい!」という圧をもった人たち。
そのためにお金を払い、なりふりかまわない状態の人たち。
とにかく、あまりいいイメージはありませんでした。
親が入れているケースも
―実際に利用して結婚相談所に対する印象はどの様に変わりましたか?
「確かにモテなそう」という感じの方もいれば、「この人、なんでここにいるの?」と思う方もいて、結婚相談所は出会いのきっかけの1つであると知りました。
また、結婚相談所には私のように、本人でなく親が入れているケースも多いと思います。
本人はのんびりしているけれど、親御さんが焦っている。
特に男性に多いと思いました。
結局は「この人好き」と思えるかどうか。
出会いのストーリは幸せな結婚とは関係ないと考えるようになりました。
結婚相談所は学びが多い
―結婚相談所を利用した婚活は成功・失敗?
70%成功です。
私は結婚相談所ではなく、親がもってきたお見合いで知り合った人と結婚しました。
相手はさえないエンジニアなんですが、「決め時だ」とピンときたんです。
それは結婚相談所でたくさんの男性に会っていたから、「比較するサンプルと経験」をもっていたからだと思います。
また結婚相手のどこをみるべきなのかも、相談所で学びました。
それまでは容姿や学歴や、雰囲気などでしたが、そうではなく家族がどんな人であるか、妻が仕事をすることをどう考えているのかなど、恋愛でなく結婚を意識しての男性選びを実践で身につけていきました。
結婚相談所の利用は学びの多い体験でした。
結婚相談所は判断材料を増やす場所としても意味ある場所
―これから結婚相談所を利用する方にアドバイスをお願いします
もし、結婚相談所に入るかどうか迷っておられるならば、入会をおすすめします。
いろんな出会いのサイトやアプリがありますが、きちんとアドバイザーがいて、身上調査もしている場所の方が安心ですし、結婚への近道だと思います。
私は、別の場所で夫に出会いましたが、結婚相談所で生涯のパートナーを見つけられなくても、たくさんの男性にあった経験は婚活に生かすことができました。
自分が断られる経験もたくさんします。
自分の花嫁市場での価値を知ることになり、嫌な思いもたくさんしますが、現実を知るのは大切なことです。
判断材料を増やす場所としても結婚相談所は意味のある場所だと思いました。
振り返ると、婚活は本気の自分探しの旅でした。
出口が全くみえず「一生独身かも」と落ち込んだときが何度もあります。続けていると「落としどころ(この辺が私の相手とわかる)」が見えてきます。
答えがすぐにでなくてもあきらめずに婚活を続け、良いパートナーに巡り合ってほしいと思います。
編集後記~清水様の体験談を聞いて~
さて今回は清水様の結婚相談所の体験についてをお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
結局実際の結婚相手と出会ったのは結婚相談所ではなかったものの、結婚相談所の利用については7割方成功であったというお話は、非常に貴重なお話になったかと思います。
一概に結婚相手を見つけるという目に見える分かりやすい成功だけではなく、婚活全体において学ぶことが大きいことも結婚相談所を利用する利点なのかもしれませんね。
ちなみに、清水様のご利用された結婚相談所はキューピッドクラブとのことでした。
清水様、素晴らしい体験談を本当にありがとうございました!
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