近年、結婚相談所や婚活パーティーの利用者が増え、参加するのが珍しいことではなくなりましたね。
しかし、折角婚活で知り合った異性とデートに行くまでにたどり着けても、「もたもたしてたら自然消滅してしまうのではないか?」「次のデートで告白して良いものか?」等とお悩みの方も多いことでしょう。
この記事では、婚活で知り合った相手に告白するタイミングと、そこに至るプロセスについて解説します。
これから告白したい、されたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.婚活デートと通常デートは違う
まず、みなさんに理解していただきたいのは、婚活デートと通常デートは全く異なるということです。
通常のデートが比較的「今楽しめるかどうか」という視点であることが多いのに対し、婚活デートは「結婚を前提にお付き合いできるかどうか」という視点で、デート相手を見ているからです。
つまり、婚活デートにおいてはその場を盛り上げられたことよりも、この人と結婚したら穏やかで素敵な家庭が築けそう、というようなイメージを相手に与えられたということが成功ということになります。
したがって、婚活デートでは通常デートのように相手を楽しませようと頑張りすぎるよりも、未来の結婚生活のためにも、気負って理想の自分を演じるのではなく、ありのままの自分で楽しむ様にしましょう。
2.何回目のデートで告白すべきか
では、ここからは具体的なお話をしていきます。
デートをするようになってから実際にお付き合いが始まるまでのプロセスとして、〇回目のデートのチェックポイントは何であるか、という観点から見ていきます。
①1回目のデートでフィーリングのチェック
パートナーを選んだ理由を尋ねると、よく聞くのが「フィーリングが合ったから」という答えです。
フィーリングとは、いわゆる趣味嗜好やその人の纏う空気感,漠然とした雰囲気のことです。
これが合っていると、楽しさが2倍になったり、一緒にいて安心できたりします。
1回目のデートでは、このフィーリングのチェックが主な目的となることが多いでしょう。
直感的な部分では、相手の佇まいに安心感を抱けるか、会話のテンポが心地いいかどうかを判断材料にします。
たまに訪れる無言の時間にも、気まずさを感じることなく自然体で過ごせたなら、かなりフィーリングが合っていると言えるでしょう。
何気なく話す好き嫌いの話や、趣味の話などからも嗜好が合うかということもチェックできますね。
色々気になっていることでしょうが、初回デートは2~3時間程度ランチやお茶という方が多いので、あまり無理に深く知ろうとせず、「何となく合いそうかな」程度のチェックでも問題ありませんよ。
②2回目のデートで付き合えるかのチェック
2回目のデートではより具体的に、「付き合う相手としてどうか」をチェックします。
初デートと違い、「1回目だとまだよく分からなかったけど、お付き合いするとどうか、もっと話してみたいな」「1回目で魅力的に見えたから、また会ってみたい」といった意識を持って挑むのが2回目のデートです。
2回目ですから、お互い好きな食べ物や見てみたい映画等、1回目の話した内容を元にデートをすることが多い様です。
その中でお互いに、この相手と付き合いたいかどうか、を確認していくわけですね。
また、結婚を前提にお付き合いをするとなると、気になる点もたくさんあると思いますし、人によっては「これだけは絶対に譲れない!」というパートナーに求める条件がある方もいるでしょう。
こういった内容も、お付き合いしたいかどうかを確認するこの2回目デートである程度はチェックしていくことになります。
③3回目のデートで将来のイメージ・告白
デートも3回目ともなればいよいよ核心に迫ってきます。
1回目,2回目のデートを経て3回目ともなると実際は、お付き合いしたいという気持ちはほぼ決まっている、というケースがほとんどです。
3回目のデートでは「この人と付き合いたい」という気持ちの再確認をすることがチェックポイントとなります。
そして実は男女ともに密かに「この人は自分に好意を持っているのか」を探るタイミングでもあります。
また、上手くいって進展した場合、結婚を前提にお付き合いをすることになりますから、このタイミングで「結婚後の将来のイメージ」を持てるかどうか、そしてそれが自分の考えに合うかどうかを確認することも重要です。
具体的には、結婚後の働き方や家庭の事など、あなたが本気でその人とお付き合いをしたいと思っているのであれば、ここですり合わせることをオススメします。もしも気になる点があった場合、ここが解消するタイミングでもあります。
こういったプロセスを経て、いよいよ告白の場面を迎えるわけです。
3.告白するのは3回目のデートの〆がオススメ
ここまでの内容を踏まえ、婚活デートで告白するなら「3回目のデートの終わり」をおすすめします。
人によっては、「3回じゃ早い」「もう少し相手を知りたい」と思う方もいらっしゃることでしょう。
しかし繰り返しになりますが、婚活デートは通常デートとは全く異なるものです。同時期に他の異性と仮交際をしているケースもありますし、何より婚活をしている男女ですから、ある程度早い結論を求めている方が多いのも事実です。
婚活デートではある程度の効率を求めることも必要なのです。
告白するのは誰しも緊張するものです。
緊張した顔を長く直視されなくて済む横並びの席のバー選ぶ、落ち着いた照明や音楽のお店を選ぶ、雰囲気のある夜景の見える場所を選ぶなど、シチュエーションを予め用意しておくことも告白の手助けになるポイントです。そして告白の言葉は、変に着飾らずシンプルなものにしましょう。
また、告白の前に数秒程度の沈黙をつくることで、相手を自分のペースに巻き込めますのでおすすめです。
告白されたい女性は好意があることを相手に見せることが大切です。
相手の目をじっと見つめたり、軽いボディータッチをしたり、分かりやすく好意があることを示すことで、男性は安心して告白することができます。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
ここまでの内容を簡単にまとめます。
・1回目のデートでお互いのフィーリングをチェック
・2回目のデートでお付き合いしたいかどうかの判断
・3回目のデートで気持ちの確認と将来のイメージ⇒そしていよいよ告白へ・・・
ここまでお伝えしてきたプロセスや3回目での告白といったパターンが婚活デートにおいては最もメジャーなパターンで、ある程度効率化を求められる婚活においてオススメのパターンです。
しかしあくまで目安でもあります。
3回目のデートで告白してもらえなかったことを必要以上に落ち込んだりする必要はありませんし、必ずしも3回目には告白をしなければならないというわけでもありません。
最も大事なことは、前向きで積極的に婚活に向き合うということです。
みなさんが素敵なご縁に恵まれますよう心より願っております。